かぼちゃのいとこ煮
うおぬま食文化フォーラムで郷土料理研究家河内さくら先生から教わったレシピをご紹介します。
かぼちゃと小豆のホクホクした食感と優しい甘さが心にも身体にも嬉しい一品です。
材料 (10人分)
- 小豆1/2カップ
- かぼちゃ1/2個
- だし汁適量
- 砂糖大さじ3
- しょうゆ大さじ3
- みりん大さじ3
- 塩小さじ1/3
レシピ
- 小豆は一晩水に浸して、そのまま火にかける。
一度茹でこぼして渋を抜いたら、新たに小豆がかぶるくらいのだし汁を加え、時々差し水をしながら柔らかく茹でる。 - かぼちゃは3~4センチ角に切って面取りしておく。
※かぼちゃの切り口を面取りすることで煮くずれしにくくなりますよ。 - 火にかけておいた小豆にかぼちゃを加えたら、ひたひたになる程度にだし汁を足す。
そこへ砂糖、しょうゆ、みりん、塩を加えて落としブタをして煮る。
※落としブタをすると、早く煮え、煮崩れを防ぎます。 - かぼちゃに十分味が染みてやっこくなったら(柔らかくなったら)できあがり。
※水分が飛んでくると、小豆とかぼちゃの色がますますキレイに見えてきます。
一口メモ
「いとこ煮」という面白い名前は、文献でもその由来は定かでないそうです。この料理を紹介してくださった河内さくら先生の本の中では
・材料を追い追い煮るので。(甥と甥でいとこ)
・素材がかけ離れているのに相性はよいから。
といった説が紹介されていました。
カテゴリ:秋・冬・野菜のおかず・健康・地場産農産物