思春期(13~19歳頃)

思春期の食事のポイント

心身のバランスがくずれやすい時期。極端に偏った食生活に気をつけましょう。

 

将来の健康に大きく影響

この時期にきちんとした食事を取らず栄養不足などで発育が遅れると、その遅れを後で取り返すことは容易ではありません。

ファストフード、インスタント食品で食事を済ませたり、朝食、昼食を食べないなど自分の自由に食べることも食べないこともできてしまいます。

極端に偏った食生活ややせ願望による欠食などは、貧血や骨量不足を起こしやすくなり、思春期の食生活の大きな問題となっています。

また、発育・自立心ともに旺盛ですが、心身のバランスがくずれやすい時期でもあります。好奇心から飲酒や喫煙を始める割合も多くなりますが、年齢が低いほど健康を害する割合も高くなっています。

 

貧血予防

貧血を予防するにはまず1日3食規則正しくとること。特に朝食は、主食、主菜、副菜をそろえて食べるよう習慣にしましょう。

貧血に効果のある栄養素 鉄を多く含む食品

出典元:(一財)日本食生活協会 「食生活改善推進員教育テキスト」

 

  • 朝食、昼食、夕食を規則正しく食べましょう。
  • たんぱく質を十分にとりましょう。
  • 緑黄色野菜を豊富にとりましょう。
  • 鉄分を多く含んだ食品を十分にとりましょう。
  • たばこやアルコールに手を出さないようにしましょう。